ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
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なぜ 年末に 第九 が演奏される

長年あまり考えないで
こういうものだと思っていた
年末に第九が演奏されること。
なぜ、この時期に演奏されるのか
調べてみたいと思います!



◎そもそも第九とは?

知っとるわ!ってとこでしょうが
簡潔にそもそも第九とは
交響曲第9番 ニ短調 作品125のことです。
ちなみにベートーヴェンの9番目にして
最後の交響曲です。
この頃には耳が聞こえなかったんですよ。

すごい暇な時にベートーヴェンについてなどもまとめてみよw

作曲家はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ブログトップにある肖像画の人です。
肖像画のテストでみんなベートーヴェンだけ
かけたりするインパクトがあるお顔ですね。

第九といえばすぐみんなが思いつくのは
『歓喜の歌』だと思います。
こちらは第4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、
歌詞にはシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられています。
原曲の歌詞はドイツ語ですが
世界的に有名ですのでいまや
いろんな言語に翻訳されています。



◎なぜ、年末に第九が演奏されるのか?

1つの理由としては興行面でのメリットだそうです。
第二次世界大戦後の混乱期に、
NHK交響楽団の前身となる日本交響楽団の
第九公演が人気となったのが
お決まりになった理由だとか。

もぅ1つの説は、1943年12月
第二次世界大戦に卒業を早めて
戦地へ赴く学徒たちの

学徒出陣壮行会で第九の「歓喜の歌」が
演奏された曲だからとか。
戦後は生還できた学生が
亡くなった仲間の追悼のために
12月に第九を演奏したから定着したとか。



◎現在の第九の意味合い

復活と平和への祈りの象徴として
復興チャリティーコンサートなので
多く演奏されています。

1989年のベルリンの壁崩壊直後の年末には、
東西ドイツおよび
アメリカ・イギリス・フランス・ソ連の
混成メンバーによるオーケストラが、
1990年の東西ドイツ再統一前夜にも、
第九が祝典曲として演奏されました。

オリンピックでも第九が演奏されています。
1998年の長野オリンピックの開会式でも
第九演奏が行われ、世界中に放送されました。



全然、年末に演奏される意味に
着眼してなかったですが結構深い。
そういうもんだと思って過ごしてきましたが
これからは色々思いを
馳せながら聞いてみたいと思います。