雑学

おきしお文庫 置塩壽さんとは

神戸市内図書館でよく目にする、おきしお文庫。
友達の子が行ったサッカーも、
おきしおふれあいプロジェクトだったそう。
おきしお…色々ありがたい。
さて何なんでしょう?

◎さて『おきしお』ってなんなんでしょう?

この、おきしおって
資金なんと個人からの寄付!!

「有効に使って」と遺産12億超を
神戸市に寄付された元教員の方が、
置塩寿(おきしお・じゅ)さん
という女性だそうです。
寄付された方の苗字だったんですね。

◎置塩寿さんについて

2010年4月8日に106歳で
お亡くなりになられたそうです。

神戸市によると、置塩さんは2000年に遺産について
「市が有効活用することを望む」と
する遺書を残されたそうです。

置塩さんは生前に銀行役員を務めていた
お兄様の株式や不動産などを
相続されておられました。
そのお兄様が「遺産は神戸市に寄付したい」との
意向だったため、株式の売却益や預金など
約11億3000万円と東灘区の不動産を合わせて
12億円余りを寄付という流れ。
お兄様もすごい。

神戸市は2012年に
この寄付を原資として
「置塩こども育成基金」を創設。

出身は富山の方。
富山でも教員を務められたそうですが、
兵庫県の高校、神戸高校の前身にも勤務されました。
定年退職後の半生を
神戸市東灘区で過ごされたそう。

身内にではなく、スパッと寄付しちゃう、
しかも高額すごいですね。
親族の方もよくできてるんだろな。

ありがたい。
おかげで図書館にはたくさん本があります。
子が手にとった本がおきしお文庫だったこと
多々あります。感謝ですね。
素晴らしい方の寄付で豊富な蔵書だと
いうこと忘れずに、これからもありがたく
利用させていただきたいと思います。