可愛いけどキタキツネは飼えない 大きな理由はエキノコックス症
北海道に行くと、普通に歩いてるのをみるキタキツネ。すごい可愛いけど、野良犬や猫みたいに餌付けして飼育する人いないそうです。理由はエキノコックス症に感染する恐れがあるからです。
◎エキノコックス症について
日本では、北海道のキタキツネが主な感染源で、糞虫にエキノコックスの虫卵を排出され、人はその虫卵が手指、食物、水などを介して口から入ることで感染します。
エキノコックス症について
また、北海道で放し飼いをして感染した犬もキタキツネ同様に感染源になります。
北海道以外でも、愛知県で捕獲された野犬において、犬のエキノコックス症が確認されました。
日本ではおもに北海道なんですね。
うつらないためには、感染源となるキツネやイヌなどの保虫の可能性がある動物に接触しないこと。また、野山に出かけた後は手洗い念入りに。
キツネが家に近づかないように、生ゴミ等を放置したり、エサを与えたりしないようにするなど。
◎どんな症状がでる病気なん?
人にエキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状が現れないそう。数年から10数年の潜伏期を経て、上腕部の不快感や膨満感が現れ、しだいには肝機能障害に伴うだるさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと肺や脳に病巣が転移したり、命にかかわることも
エキノコックス症の知識と予防
命にかかわるんだな。こわい。
薬物治療もありますが、現在根治するためには、手術で切除だそうでしす。他の病気と同じく、早期治療が大事だそうですよ。